【盛岡バスセンター ホテルマザリウム宿泊記】バス停に泊まって名物グルメを食べ尽くす1泊2日岩手旅
「バス停に泊まる」って聞いたら、ちょっと変な気がしませんか。 でもこれが盛岡では成立しています。盛岡バスセンターという商業施設の3階に、本格サウナ付きのおしゃれホテル「ホテルマザリウム」があるんです。 しかも同じ建物の中に、盛岡名物の福田パンとベアレン醸造所のビアバーまで揃っている。「観光・宿泊・グルメが全部ここで完結する」という、旅好きには夢のような場所でした。 実際に1泊2日で泊まってきたので、ホテルもサウナもグルメも全部まとめてレポートします。 この記事でわかること 盛岡バスセンターの歴史(旧バスセンターから新装オープンまで) ホテルマザリウムの「KANAN SPA」の実力 同じ館内で食べられる福田パン・ベアレンの楽しみ方 盛岡名物(じゃじゃ麺・寿司)を組み合わせた1泊2日のモデルコース 「盛岡バスセンター」って何? 知らない人のために少し解説。 盛岡バスセンターは、1960年に開業した旧バスセンターが2016年に閉鎖、2022年10月に新しい商業施設としてリニューアルした、盛岡の中心街にあるバスターミナル兼複合施設です。 旧バスセンターは盛岡市民にとって長年のシンボル的存在でした。それが新しくなって、 1階:バス乗り場(5バース)/福田パン中ノ橋店 2階:飲食店フロア(ベアレン醸造所 ビアバー中ノ橋 など) 3階:ホテルマザリウム/KANAN SPA/穐吉敏子ジャズミュージアム という、バスターミナルの枠を超えた「盛岡カルチャーの集積地」に進化しています。 エリアは「中ノ橋」と呼ばれる盛岡の中心街で、盛岡駅からは徒歩15分ほど。観光・グルメ・宿泊が徒歩圏で完結する立地です。 ホテルマザリウム:バスセンター3階のおしゃれ宿 ホテルマザリウムは、その盛岡バスセンターの3階に位置するブティックホテル。 館内にはJAZZミュージアムも併設されていて、文化的な空気感のあるホテルです。「移動の拠点」と「宿泊」と「カルチャー」が同じフロアに同居しているのは全国的にも珍しい構造で、ここに泊まること自体が旅の体験になります。 そして個人的に最大の目玉だったのが、宿泊者が利用できる温浴施設「KANAN SPA」。 KANAN SPA:高濃度炭酸泉とサウナが本格的すぎた KANAN SPAは、高濃度炭酸泉とサウナを備えた本格的な温浴施設です。 「ホテルの大浴場」というレベルではなく、街のサウナ専門施設に近いクオリティ。サウナ目当てで盛岡に来る人がいるのも納得です。 サウナ室 写真:ホテル公式サイトより サウナ室はフィンランド式の本格的な作り。ヒーターには**SAVO(サヴォ)**というフィンランド製のサウナストーンがぎっしり積まれていて、しっかり熱と蒸気を出してくれます。 木の段差が並ぶシンプルな構造で、上段に座ると一気に汗が吹き出すレベル。「ととのう」までの導線がきっちり設計されている、サウナーにも納得のクオリティでした。 水風呂 写真:ホテル公式サイトより 水風呂はちょっと珍しい丸型のタイル張り。1人ずつゆったり浸かれる形になっていて、サウナで温まった体を冷やすにはちょうどいいサイズ感です。 水温もキリっと冷たく、サウナ→水風呂のサイクルが気持ちよく回せます。 ここまでくれば、あとは部屋に戻ってベッドに倒れ込むだけ。1日の疲れがリセットされます。 同じ館内で食べる:福田パン&ベアレン ここからが盛岡バスセンターの真骨頂。ホテルから一歩も外に出ずに、盛岡名物が食べられるんです。 1階:福田パン中ノ橋店 盛岡といえば福田パン。1948年創業、コッペパン専門で盛岡市民から圧倒的に愛されているソウルフード店です。 バスセンターの1階に「中ノ橋店」が入っていて、観光客でも気軽に立ち寄れます。 ふわふわのコッペパンに、好きな具材を選んで挟んでもらうスタイル。あんバター、ピーナッツ、コロッケ、たまご、焼きそば……種類が本当に多くて選ぶのに迷います。 ホテルチェックイン前に買って、部屋でビール片手に食べるのが個人的なベストでした。 2階:ベアレン醸造所 ビアバー中ノ橋 そして同じバスセンターの2階に入っているのが、ベアレン醸造所のビアバー「中ノ橋」。 ベアレンは盛岡を代表するクラフトビールブランドで、ドイツの伝統的な製法を受け継いでいます。クラシックなラガーから季節限定のフルーツビールまでバリエーションが豊富。 タップから注ぎたての鮮度で飲めるのがビアバーならではの贅沢で、サウナ後にここでクラフトビール一杯やる流れは反則レベルに最高でした。 バスセンター外でも食べたい盛岡名物 館内グルメだけでも十分すぎるほど楽しめますが、せっかく盛岡まで来たなら街にも繰り出したい。徒歩圏で食べた名物もご紹介。 じゃじゃ麺 盛岡三大麺のひとつ、じゃじゃ麺。平打ち麺の上に肉味噌・きゅうり・白髪ねぎがどっさり。「ザ・盛岡」という見た目です。 食べ方には作法があって、まず麺と具材を全力で混ぜる。タレが足りなければラー油やお酢で味変。最後の一口前に卵を割り入れて、店員さんに渡すと「ちーたんたん」(茹で汁スープ)にしてくれる。一杯で二度楽しめる仕組みです。 クセになる味なので、リピーターが多いのも納得でした。 寿司 盛岡は内陸ですが、三陸からの新鮮なネタが入る地の利のおかげで寿司レベルが意外と高いんです。 ベアレンビールでほろ酔いになった夜、二軒目で寿司というコースは、盛岡旅の正解パターンだと思います。 1泊2日の盛岡モデルコース 実際に動いた流れを参考までに。 ...